腰痛・腰の痛み・ぎっくり腰
体重が70kgの成人男性の場合、立っているだけでも腰には100kgの力がかかっていると言われています。腰への負担の大きさには驚かされます。
また軽くおじぎをしただけでその力は150kgに、またイスに座っておじぎをすると180kgまで増大して腰に負担がかかっていきます。
腰の痛みにもその原因は様々で腰の筋肉への負担、腰の筋肉の酷使、腰の筋肉の衰え等々…
ご自身の腰の痛みのサインを早めに察知し、早めの対応が必要です。
腰の痛みのサイン
- 姿勢を変えようとしたとき、歩きはじめに腰にキュンと痛みが走る
- 台所での洗い物など同じ姿勢でいると腰の周辺に張りや痛みを感じる
- 自動車の運転を長時間続けると腰が痛くなる
- 布団や重い荷物などを持つと腰に負担を感じる
- 長時間座っている、やわらかいソファーに座ると腰が痛くなる
2~3日で痛みは落ち着きますが、それでも痛みが落ち着かない場合は、治療が必要です。
ぎっくり腰
腰の痛みで代表的なものといえば、「ギックリ腰」。
このギックリ腰は、突然の激しい痛みに襲われる為、ドイツでは『魔女の一撃』と呼ばれています。ここでは、このギックリ腰についての対処法をお話します。
立ち上がることができない、少しでも動くと激痛が走る、寝返りも痛くてできないなどの症状がある場合は、とにかく安静です。左右どちらでも楽な方に横になります。ひざの間にクッションを入れると楽になります。仰向けに寝る場合には、両膝を立てて寝ましょう。
患部が炎症を起こしているので、お風呂に入って体を温めたり、飲酒は禁物です。
絶対安静が必要ですが、トイレなど、どうしても動かなくてはいけない時は、コルセットなどで固定すると比較的楽に移動できます。
2~3日で痛みが落ち着きます。それでも痛みが落ち着かない場合は、治療が必要です。
ぎっくり腰の原因、きっかけ
- 布団や物など、重い物を持ち上げる時
- クシャミをした時
- 顔を洗う時
- 朝、布団から起き上がろうとした時
- 椅子に長く座り、急に立ち上がろうとした時
- 床にしばらく座った後に立ち上がろうとした時 など…
いずれにせよ、ぎっくり腰は「骨盤のゆがみ」、「仙骨の動きが悪い」、「股関節の動きが悪い」場合に起こる事が多いです。
何気ないちょっとした動きで突然痛くなるので、原因を「へんな動作をした」、「何もしていないのに」と思いがちですが、実は普段の生活習慣から来ているのです。
突然ではなく、なるべくしてなったというのが「ギックリ腰」です。
診療・施術のご説明
患者さまとの問診を大切に、痛みの原因となったこと、痛みが起きた時間や場所などをお聞きし、検査により状態を十分に理解したうえで、原因を究明、特定し治療にあたります。
腰痛の場合は、背部、腹部の血行不良や過度の緊張が最も考えられます。この場合には、全身メンテナンス60、もしくは全身メンテナンス40お勧めいたします。
また身体の土台となる骨盤のゆがみも検査し、必要があれば仙骨を中心とした矯正施術も行います。
椎間板ヘルニア等の場合には、マッサージなどで改善することはありません。
医師の診察を受け、抗生物質(抗生剤)の投与などしかるべき処置が必要です。提携の医療機関のご紹介も可能です。安心してご来院ください。
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